2009年12月10日 木曜日
溝口肇さんのチェロは優しいですね。ふくよかな胴鳴りと残響音の中に、弦のかすれた音が浮き上がる。表面はぼやけているけれど、奥行きの向こう側には芯のある実像が浮かび、ピュアで深いところで刺さる感じ。
このアルバムは、溝口肇が70~80年代の名曲をカバーした作品。ピアノとチェロのシンプルで飾らないサウンドに、美しいメロディがしっとりと響きます。M1「Yesterday Once More」、M3「All by Myself」、M5「We're All Alone」あたりが良い。
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