2004年11月 1日 月曜日
廃墟となった軍艦島の写真集。(軍艦島については後述。) 写真はすべてモノクロ。圧倒的な質感で説得力がある。
雑賀氏は閉山する最後の数ヶ月をほとんど軍艦島で過ごされた貴重な人物で、その日記も巻末に掲載されている。かつて住民と交流のあった氏が再訪し撮影した写真は、ただの廃墟好きが撮った軍艦島写真とは違い、重みがある。
生活用品の写真が多いのも、元住民に対する思いがあるからでしょう。長い時間をかけて道具という本来の存在意義から解放された生活用品らは、そこにあること自体が存在意義になっていて、生命的な輝きすら放ち始めている。
歴史や建築の資料なども掲載されており、軍艦島入門者(?)や軍艦島の歴史資料を保存しておきたい方には、最適な一冊。
軍艦島とは・・・
正式名称、端島。長崎の南に位置する。 明治に開鉱されてから1974年に閉山されるまで、1500万トン以上の石炭を掘り出した有数の鉱山。普通の鉱山と違うのは、それが海上の孤島である事。そして、細長い小さな島に当時最先端だった高層アパート群が立ち並び、周囲は直立したコンクリートの堤防で覆われ、あたかも軍艦のような様相を呈している事。
学校や神社、商店など必要な物がすべてそろった閉じた社会を形成していて、人口密度が当時世界最高だったなど、かなり特殊な環境だった。海水や風雨に浸食されてきてはいるが現在もその姿をおおむねとどめており、時間が止まったまま封印された独特な空間は共鳴する者を惹き付けて離さず、その姿を一目見ようと立ち入り禁止にも関わらず無断上陸する者が後を絶たない。TVドラマ/映画などの撮影に使用される事も(NHKドラマ「深く潜れ~八犬伝2001~」など)
正式名称、端島。長崎の南に位置する。 明治に開鉱されてから1974年に閉山されるまで、1500万トン以上の石炭を掘り出した有数の鉱山。普通の鉱山と違うのは、それが海上の孤島である事。そして、細長い小さな島に当時最先端だった高層アパート群が立ち並び、周囲は直立したコンクリートの堤防で覆われ、あたかも軍艦のような様相を呈している事。
学校や神社、商店など必要な物がすべてそろった閉じた社会を形成していて、人口密度が当時世界最高だったなど、かなり特殊な環境だった。海水や風雨に浸食されてきてはいるが現在もその姿をおおむねとどめており、時間が止まったまま封印された独特な空間は共鳴する者を惹き付けて離さず、その姿を一目見ようと立ち入り禁止にも関わらず無断上陸する者が後を絶たない。TVドラマ/映画などの撮影に使用される事も(NHKドラマ「深く潜れ~八犬伝2001~」など)
当時の最先端高層住宅がありえない密度で建っている様子や、柱がまっすぐに続くコンベアの跡などは、まるでRetroFutureな幻想のよう。
一度は行ってみたい軍艦島。しかし、現在上陸禁止・・・。最近の不法上陸者たちは、漁船を利用しているとの噂。昨今の廃墟ブーム以前から、少数の写真家たちは漁船に頼んで上陸していたらしい。いや、一応書いておくけど不法上陸は駄目ですよ!手入れされていない建物に入るのは非常に危険ですからね! 合法的に観るだけならば近くまで行く観光船があるとか。
「軍艦島」で検索すれば、山ほどヒットするので興味がある方はどうぞ。
このエントリーと関係がある(…かもしれない) モノ
[自動検索のため、関連性の低いモノが表示されることがあります。]
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: http://opus77.net/mt/mt_trb.cgi/11
・無関係な内容のトラックバックは削除いたします。

Hot Titles





コメント