2004年11月11日 木曜日
村上龍作品の中から、ベストを選べと言われれば多分これでしょう。廃墟と化した東京を舞台にした、村上龍初期の近未来小説。
この作品には、薄っぺらいセンチメンタリズムは一切なく、救い・癒し・美化という安直な逃げ道も用意されていない。鮮烈な破壊のエネルギーでゴリゴリとストーリーが押し出されていく。そのプリミティブなパワーは、むしろ純粋で崇高なものにすら感じられる。
旅を通じて、少年と少女が成長・変容していくのはロード・ノベルの一種と考えてもいいかもしれない。生きることの不安や焦燥感を抱えた十代に読んでほしい。救いは無いが、きっと感じるものがあるはず。
- 内容紹介より引用 -
[コインロッカー・ベイビーズ(上・下) 講談社文庫 1984:表紙より]
コインロッカーを胎内としてこの世に生まれ出たキクとハシ。罪の子ふたりの心に渦まく愛と憎悪。廃墟と化した東京の上空に、華やかなステージに、そして南海の暗い海底に強烈な破壊のエネルギーがほとばしる。巨大な鰐を飼う美少女アネモネの願いは?鮮烈なイメージで織りなす近未来小説の大きな序章。(上巻)
コインロッカーを胎内としてこの世に生を受けたキクとハシ。巨大な鰐を飼う美少女アネモネ。謎を求めて舞台は南海の暗い海底に移る。破壊の意志を持つというダチュラの凶々しき響き。果してダチュラとは何か?そして、巨大な暗黒のエネルギーがもたらすものは?現代文学の記念碑的作品の鮮烈な終章。(下巻)
[コインロッカー・ベイビーズ(上・下) 講談社文庫 1984:表紙より]
コインロッカーを胎内としてこの世に生まれ出たキクとハシ。罪の子ふたりの心に渦まく愛と憎悪。廃墟と化した東京の上空に、華やかなステージに、そして南海の暗い海底に強烈な破壊のエネルギーがほとばしる。巨大な鰐を飼う美少女アネモネの願いは?鮮烈なイメージで織りなす近未来小説の大きな序章。(上巻)
コインロッカーを胎内としてこの世に生を受けたキクとハシ。巨大な鰐を飼う美少女アネモネ。謎を求めて舞台は南海の暗い海底に移る。破壊の意志を持つというダチュラの凶々しき響き。果してダチュラとは何か?そして、巨大な暗黒のエネルギーがもたらすものは?現代文学の記念碑的作品の鮮烈な終章。(下巻)
2005.07.07追記--
アメリカで映画化が決定したようです。詳しくは下記のエントリーをどうぞ。
◆「コインロッカー・ベイビーズ」が米で映画化 - 2006年公開予定
- 関係ありげなモノ -
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