2005年2月 4日 金曜日

VIOLINISM II / 葉加瀬太郎
アーティストが自由に表現できる環境をめざし、葉加瀬太郎が自ら設立した「HATS」レーベルの第一弾。この手の音楽はコンサバティブで退屈なものだと思っていたので、あまり聴いたことがありませんでしたが、葉加瀬太郎のバイオリンは恐ろしくアグレッシブで生きる喜びに満ちあふれています。クラシック、アイリッシュ、ジプシーやオリジナル曲が熱い演奏で繰り広げられる。録音がまた良くて、コントラバスの低音のうなり、バイオリンの弓と弦が擦れ合う音が心地よく、生楽器だけあって演奏上のノイズですら音楽の一部になっている。特にジプシー調の曲では、楽器が音楽の悪魔に取り憑かれて、声が掠れて死ぬまで歌うかのような音色を聴く事ができます。
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