2006年6月27日 火曜日
「24 -TWENTY FOUR- 」を超える全米視聴率と受賞数を記録したという海外ドラマ「LOST」の第1話をレンタル視聴しました。あらゆる先入観を排除するために、事前情報は全く仕入れずに再生!
冒頭、主人公はどこにいるのか、何が起こっているのか全く分からない状況で、視聴者も同じ視点でスタートします。そこから急に場面転換し、飛行機が墜落したことに気づかされ、謎の生物の登場まで第1話はあっという間に展開。
・オフィシャル・サイト
海外ドラマ「ロスト」
■キャスト/スタッフ/シナリオ
失礼ながら、役者の方は知っている人はいませんでしたが、逆に自然体で観る事ができて良かったです。主人公は典型的なヒーロータイプ。最初は、鼻につきますがすぐに慣れます(笑)
製作総指揮は、ドラマ「エイリアス ~2重スパイの女」(製作)や、映画「アルマゲドン」(脚本)の参加などで知られ、「M:i:3」では監督・脚本をつとめる、今が旬のJ.J.エイブラムス。
そういえば、良くも悪くもアルマゲドン的です。知識とリーダーシップを兼ね備えた(という設定の)主人公を頼りにする登場人物たち。実際、主人公は大したことを言っていないので、若干薄っぺらさを感じますが、そういう設定なのです。いいんです。(その方が制作者にとって都合が)いいんです。登場人物たちの話す内容もシンプルかつストレートで、行間を読むような必要は一切なし。その分、スピード感は抜群だし、自然と登場人物たちの置かれている環境に関心が行きます。最初の20分だけでもあっという間。第1話は40分ありますが、長さを感じさせません。
■ 映像/音
墜落した飛行機やエンジンの爆発などは、ドラマというより映画のクオリティです。しかし、浜辺に墜落した飛行機のわりに、機体がてんでバラバラな方向を向いていたりするところは不自然ですし、なぜか回り続けているエンジンに人が吸い込まれて、なぜかそれだけで大爆発したりと、派手さを優先するばかりに突っ込みを誘ってしまう箇所は多いです。飛行機の壊れ方は謎の生物に関係があるのかな?
あとは、TVドラマという事だけあって、TVでの視聴前提で人物にだいぶ近寄った画が多いですね。仕方のないところですが、せっかくの自然を生かしたロケーションなのに、窮屈で広がりがないのが残念でした。手持ちのカメラのブレで緊迫感を出すのも、前時代的か。…と、気になるところばかり書いてしまいましたが、セットやロケーションの作り出す映像の質感は高く、映画として編集しても成り立つレベルではないでしょうか。
■ まとめ
後続のストーリーを引っ張る第一話として、ひき付け方に勢いがあり、制作者の意気込みが感じられました。いかにもアメリカ的な大味な作りで、いろいろツッコミたいところもありますが、これがドラマだと思うとやはりレベルが高いと言わざるを得ない。ただのパニック・アクションではなく、墜落した原因や謎の生き物など話の広がりが見えていて、今後の展開が楽しみ。Vol.2も借りたので、近いうちにレビューします。
今後に期待して、まずは様子見。星3つ[★★★☆☆]
第2話、第3話のレビューはこちら
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