2007年11月19日 月曜日
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11/10 Zepp Tokyo にて、「東京事変 live tour 2007 Spa & Treatment」を観てきました。
今回は、小さい会場でオールスタンディングということもあって、メンバーと距離がとても近い。去年のホールツアーと違い、とてもよく見える。ただ、身長の低い人や女の子には厳しかったみたいですね...。小さいライブハウスの常ですが、音質はあんまり良くない。それぞれのパートの音は分離していないし、ボーカルも埋もれてしまっている。これが、ライブハウスの生々しい音ってやつかもしれませんが、個人的には、演出や音を丁寧に作り込んだホール・コンサートの方が好きですね。
昨年のアルバム「大人(アダルト) 」とツアー「Just can't help it.」は新鮮なジャズ・ロックで、完成度が高いうえにキャッチーだったのに対して、今年のアルバム「娯楽(バラエティ)」とツアー「Spa & Treatment」は50〜60年代風のクラシック・ロックで、やや地味。聞き込んでいくとそれなりに味が出てくるけど、即効性は低い。ライブも、歌や演奏は攻めているんだけども、こなれてしまって新鮮味がない感じ。いい意味で保守と前衛のバランスがとれていたのが、前作・前ツアー。今回は、演奏の手数も少ないし、力の抜けた感じ。前作は、相当気を使う楽曲が多かったようにも思えるので、その反動かもしれませんね。だからこそ「Spa & Treatment」というタイトルなのかもしれませんが。
キーボードの伊澤一葉がギターをいっぱい弾いていた。今回は、クラビネットとオルガンを多用する楽曲が多いですが、このパターンは、広がりのある音を嫌ってギターと音色を統一する意図の時に多いですね。キーボードが裏方に回るパターンです。ギターの浮雲はさりげなく巧い。どういう育ち方をしたのかわかりませんが、よくありがちなハードロック少年とは違うセンスがある。ミュートを多用した不思議な弾き方をしますね。ジャズやファンク、フュージョンあたりを通過している人なのかな。ドラムの刄田綴色は、微妙にテクニカルな部分も見えましたが、今回はわりと普通でした。プロデューサーでベースの亀田誠治は、家族が見に来ているといって張り切っていましたね。そして林檎嬢は、美しかった。年々唄が上手くなっています。
ちなみに、「丸の内サディスティック」の大人アレンジ版を今回も演奏してくれました。原曲もジャジーですが、アレンジ版はとても良いです。このバージョンをCDに収録して欲しい。
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