2004年12月28日 火曜日
UPLINK Xで 「行方知れズ 渋さ知らズ1999-2000」を観ました。
ベンゾー監督は、渋さ知らズ(以下、渋さ)のライブに出演したりする「鉄割アルバトロスケット」というパフォーマンス団体のメンバーで、ある意味仲間の一員ですから、距離が近くてすごい生活感のあるフィルムです。
今まで、ダンドリストの不破大輔氏が何をやってるのかよくわかりませんでしたが(ライブの指揮は別として)、これを観ると影で努力されてるのがよくわかります。一見すると混沌としてるように見える渋さですが、あれだけの大所帯が完全にほったらかしで調和する訳無いんですよね。かといって、あまり段取りをきっちりしすぎると、予定調和的で死んだ音楽になってしまう。だから、最低限決めておいて、遊びを用意しておく。そのさじ加減を取っているのが、不破氏な訳です。なおかつ、各プレイヤーの技量とパワーがあふれているから、危うくなってもリカバリできるし、破綻しない。
詳しくは映画を見てもらうとして、「メンバーもお客さんだと思って、楽しんでもらうつもりでやらなきゃ駄目なんだよ。」って言う言葉には、正直感心しました。これって、どんな商売でも通用する考え方だと思います。遠くへパワーを送るには、身近から巻き込んでいかなきゃいけない。当たり前かもしれませんが、言うは易し行うは難しです。
不破氏は、ハッキリさせなきゃならないところは、絶対にハッキリしておかなければいけないと言う意思が貫かれています。普段はひょうひょうとしておきながら、目的遂行のための意思の強さを感じさせる所に、部下にプレッシャーを与えず力を引き出す、理想の上司像を垣間見ました。
メンバーに喝を入れる熱いシーンもあり、笑いどころもたくさんあったし、面白かった!! ギターの大塚氏が初めて一緒に演奏するシーンなんか凄みがありました。残念ながら音質は悪いですが、渋さ好きは確実に楽しめるし、知らない人への紹介にも良いでしょう!!
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