2005年7月10日 日曜日
![Star Wars, Episode III: The Revenge of the Sith [Original Motion Picture Soundtrack] [Includes Bonus DVD]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000850IS6.09.MZZZZZZZ.jpg)
Star Wars, Episode III: The Revenge of the Sith
[Original Motion Picture Soundtrack] [Includes Bonus DVD]
先行上映で7/2に観てきました。ほとんどフルCGの映像世界は素晴らしい物がありますし、エピソード4,5,6にあたる旧3部作へ向けて謎が明かされていくストーリーは面白い。その人間らしさ故に、暗黒面へ落ちてしまうアナキン。旧3部作で一切無感情に描かれていたダース・ベイダーが、実はもともと感情にあふれた青年だった。それにしても、悲しすぎる結末です…。旧3部作を知らないと話の重みが違うので、これから見る方はぜひ予習を。(→スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX)
■ストーリー
エピソード3ではシスの暗黒卿の陰謀で、銀河共和国が分離主義者(+通商連合)との紛争で崩壊し、ジェダイを弾圧して銀河帝国へ変貌して行きます。アナキンは、エピソード2で母親を殺された復讐で手を汚したのをきっかけに、既に暗黒面へ傾いているのですが、エピソード3では、愛するパドメを死の運命から救うため暗黒面の力を頼り、ついにシスの暗黒卿ダース・ベイダーになってしまうのです。
今回は、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫誕生の秘密、銀河帝国による宇宙支配へのいきさつなど重要な部分が明かされます。旧3部作だけ見ると、単なる帝国支配からの独立という話ですが、新3部作(エピソード1,2,3)を合わせてみると、ジョージ・ルーカスが言っているように、アナキン・スカイウォーカー(=ダース・ベイダー)の贖罪を描いた、悲劇の物語になるんですね。
■音楽/効果音
今回は、エピソード1、2からモチーフが引用されたり、エンディングでは旧3部作のモチーフが現れるなど、シリーズの総集編的なサウンドトラックになっています。サウンドトラックCDは、ベスト曲集DVD付きなのでおすすめですよ。Star Warsと言えば、John Willamsの音楽も素晴らしいですが、SkyWalker Soundのサウンドエフェクトが特徴的です。基本波形は未来的なのに、エンベロープ(時間的変化)がアナログ的に聞こえて面白いんですよね。さすがトップレベルのサウンド制作集団です。
■スターウォーズとグローバル化
数日前の朝日新聞に、今回のスターウォーズは911以降の映画として、グローバリゼーションの弊害や国家/組織の利益と個人の利益は一致しないという点が描かれているという記事がありました。
「グローバリゼーションは均一化と独自化が同時に進む過程である」なんて言いますけど、共和国としての均一化を進めた結果、商業や民族文化の違いなど均一化で片付けられない問題を生じて、分離主義者による離脱運動(=独自化)がはじまり、シスの暗黒卿に付け入る隙を広げます。絶対的な正義など存在しないってところが、アメリカを中心とした経済先進国と第3世界の関係のように見えます。自分の立場で、よかれと思ってした事が、悪い方に働くって事はよくあることです。
■まとめ
という訳で、旧3部作はアクションがメインでしたが、新3部作は政治/社会的な部分も楽しめました。設定が異常に細かく、小説やアニメで補完される部分もあるくらいなので、まだまだ勉強の余地はありますが…。旧3部作(エピソード4,5,6)を子供の頃から観てきただけに、感無量です。小学校の頃、友達がR2-D2のおもちゃ持ってたなぁ。もう、20年ちかく前の話です。ルーク・スカイウォーカーが大人になるくらいの時間が経ちました。
シリーズ全6作の壮大なストーリーに敬意を表して、星5つ
[★★★★★]
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関連サイト
◆STAR WARS.com日本語版
◆スターウォーズの鉄人
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