2005年6月25日 土曜日
Colours of Groove IV -Woody'n You-
クラブ・ジャズ・コンピレーションの「カラーズ・オブ・グルーヴ」シリーズの第4段。HMV店頭で試聴したところ、1曲目のファンキーなビッグバンドのブラス・サウンドにやられてしまい、その他の曲も素晴らしいチョイスで即購入しました。70〜80年代を中心に2000年代の曲も織り交ぜ、Club Jazz, Smooth Jazz, Bossa Nova, Funk, Standard 周辺の名曲が16曲収録されていて、1980円です。濃密な一枚。
2005年5月25日 水曜日
2005年5月16日 月曜日
istory / thom. [ 音楽 ]
繊細、ストレート、爽やかさ、まじめさを感じさせ、それでいて陰鬱な雰囲気も漂わせる、1972年生まれ/ドイツ出身のシンガーソングライター thom. (本名:トマス・ハインリヒ)。感情を叩き付けるのではなく、じわじわとしみ出すようなストイックさがいい。地味な所もありますが thom.本人も32歳ですし、大人向けの聞きやすいPops/Rockという感じです(AOR?)。繊細で美しい声とビブラートを使わない唱法が特徴。thom.は Bjork が好きだそうなので、その影響を受けているのかな。3曲目の「Principle of Joy」は、BMW1シリーズのインターナショナルCFソングに起用されたので、知らず知らず耳にされている方も多いと思います。全曲は聞いていませんが、少々気になりますです。
◆istory / thom. (Sony Music Online) - ♪試聴できます
素晴らしいコンピレーションを見つけました。Incense Recordsの人気シリーズ「Inner Resort」です。情熱と冷静さを内包した芳醇な大人らしさを感じさせるラウンジミュージック。特に、リゾートの夕暮れ〜夜のゆったりした時間を感じさせる「inner Resort SUNSET BEACH LOUNGE」はおすすめ。
このシリーズは、Rounge, Dub, Chill Out, Healing, New Ageなどのジャンルが好きな方にいいと思います。打ち込み中心の爽やかで幻想的な独特のリヴァーブ感は、「Enigma」のような音楽が好きな方にも。
◆Incense Records - オフィシャルサイト - ♪試聴できます
2005年5月14日 土曜日
天幕~宇宙を駆ける~ / 渋さ知らズ [ 音楽 ]
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近日発売 予約可
渋さ知らズの初DVDが6月10日にリリース。2003年長野県飯田で行われたライブ「天幕渋さ」を2時間8分収録。DVD+ボーナスCD の2枚組だそうです。
天幕渋さについてはこちら(渋さ知らズ公式HP内)を参照のこと(写真を見て引かないでくださいね・・・)。まさに現代日本人が失った祝祭のイメージ。泥臭く哀愁のある音楽に加え、炎吹いたり、暗黒舞踊踊ったりというパフォーマーがいて、混沌のままそこに存在する調和は生命や宇宙を思い起こさせる(ちょっと言い過ぎ)。生命の根源的なパワーを感じさせられます。なので、音楽に美しさを求める方にはオススメ出来ませんが、一回聞いてみる価値はあると思います。僕は、ケーブルテレビでライブ映像を初めて見たとき、カルチャーショックを受けました。
かなり個人的な思い込みと偏見で言うと、映画「AKIRA」が好きな人は渋さ知らズも好きな気がします。
2005年4月21日 木曜日
サンボマスターは君に語りかける
作詞・作曲の山口隆氏はすごい純粋な人だと思う。失いかけている我々の少年の心に真っすぐに突き刺さり、昔しまい込んだ心の弱い部分をぐいぐいと押す歌詞が素晴らしい。ロックが好き、あるいはかつてロックが好きだった彼らと同世代の人にはものすごく響く音楽だと思います。Vocalはシャウトするし演奏も荒々しく聞こえるけど、それらはコントロール下にあり、よく聞くと演奏はきめ細かく優しさが感じられるのがいい。クリーンな音質のギターソロのポロポロとつまびく切なく優しいメロディも印象的。基本はロックであるものの、リズムやコード、エフェクトなどはソウル・ファンクを通過したものである事が感じられる。履き古した大好きなジーンズのような音楽。
02. 青春狂騒曲
03. 美しき人間の日々
08. 週末ソウル
09. あなたが人を裏切るなら僕は誰かを殺してしまったさ
12. 月に咲く花のようになるの
ジャズ・フォー・モア
クラブジャズ/クロスオーバーのコンピレーション版。リスニング/フロアのどちらでも楽しめるとうたっているだけあって、グルーヴィーかつシックでビター、安心感と高揚感のある曲が揃っていて全曲ハイクオリティーです。変化し続けるジャズシーンの現代をかいま見る事が出来る。前半は、キック4分打ち+ラテンビートのハウス系ジャズが多いですが、メロウでスタンダード風な曲もあり幅広く、価格も¥1,998とお手頃なので超オススメ。
02. Wintersong / Kenny Clarke - Francy Boland Big Band
03. Tresure Everywhere / Lars Bartkuhn & His Passion Dance Orchestra
04. Sunny / Eli Goulart e Banda do Mato
05. Quiet Nights / [re:jazz]
11. Vertigo / Jazzinho
14. Cupid & Orlando / [re:jazz]
なお、Mixed Tape 05にも参加していた[re:jazz]は、今、個人的に大変注目しておりますです。クラブ・ジャズの人気曲をジャズの生の演奏で再現するというコンセプトだそうです。
2005年3月17日 木曜日
8つの小品 / ジムノペディ [ 音楽 ]
インディペンデントレーベル (2005/03/02)
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たまには、若い音楽も聴かないとね。昭和歌謡/ムード歌謡/ジャズロックなどの要素を持っている、歌謡ロックバンド「ジムノペディ」のアルバムです。親しみやすくグッと来るメロディーと不思議な歌詞から来るかわいらしさや、包み込まれるような優しい音場が特徴ですが、雰囲気作りに大きな効果を果たしているのは、作詞・作曲も手がける小林氏のソプラノサックスの甘〜い音色。ボーカルも奥行きを持っていると思います。5年程前から、昭和歌謡にインスパイアされたジャパニーズポップス(椎名林檎、小島麻由美、GO!GO!7188、奥村愛子 etc...)が台頭してきていて、その中では、新陳代謝のためにムード歌謡とクロスオーバーしながらジャズへシフトしていくパターンは定番とも言えるのですが、このバンドは音楽性の幅も広く、狙って作りこんだ感じも薄いので、色んなリスナーが楽しめそうです。